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弊社のフリース壁紙は、主成分のパルプにポリエステルを少量添加し、強度を高めた不織布です。繊維が絡み合い、大変高い強度を実現しています。
耐久性のひとつの指標に、「引張強度」があります。
これは字の通り壁紙を両端から引っ張った際の耐久力を調べるものです。
建物の躯体が動いた際に壁紙が破れにくいかどうかなどの指標になります。
エコフリースは引張強度が高く、壁紙のクラックや破れが起こりにくい壁紙です。
この意味では、エコフリースは耐久性の高い壁紙であると言えます。
今回、引張強度とは別の視点で、「傷つきにくさ」に焦点を置いた実験をいたしました。
家具をあててしまった、カバンが擦ったなど、普段の生活の中で発生しやすい「傷」ですが、エコフリースがどの程度耐性があるのかを、見ていきたいと思います。
公的試験機関の実験機を使用し、実験を行いました。
今回は表面摩擦試験機を使用しました。この機械は一定の圧力で摩擦を加えることができるもので、同じ条件でさまざまな試験体を比較することによって、客観的なデータを得ることができます。
家具やかばんがあたったときの「傷」を想定して実験を行いました。
治具に木棒を取り付け、500gの負荷をかけた状態で15往復します。
実験結果は下記の通りです。
一般的なビニールクロスは表面が破れて裏紙が露出してしまいました。
エコフリースは塗膜にテカリが出たものの、大きな傷にはなりませんでした。
エコフリース
▲摩擦によるテカリが見られる
ビニールクロス
▲裏紙が露出した
日常の動作のなかで発生する「こすれ」を想定した実験も行いました。
ここでは治具に紙やすりを装着し、300gの負荷をかけた状態で20往復しました。
これは傷の実験ほど明確な差は出なかったのですが、ほかの壁紙と比較して目立つ傷はつきませんでした。
エコフリース
▲細かな傷がついた
ビニールクロス
▲エンボスが損傷した
エコフリースの耐久性について、実験からも有効な結果を得ることができました。
ただ、エコフリースは素材の特徴から出てしまう弱点も。正直にお伝えさせていただきます。
金属と触れると、塗料の成分が反応して黒い線となってしまう場合があります。
お部屋の中ではバッグの留め金や、家具などが擦れることで発生しやすいです。
これは消しゴムやメラミンスポンジで軽くこすることで、汚れを落とすことが可能です。
今回の実験では、エコフリースはかなり強い強度を示しましたが、テカリは比較的早く発生してしまいました。
エコフリースは水性塗料で上塗りが可能です。
傷やテカリが気になる場合は補修塗料もご用意しております。エコフリースは水性塗料仕上げのため、同じ塗料で補修も可能です。
薄めた補修塗料で拭き取りながら上塗りします。
今回はエコフリースの摩擦耐性を実験いたしました。
今後もフリース壁紙の客観的なデータをご案内できるよう、様々な実験や試験を行って参りたいと思います。ぜひお待ちください。
弊社ではカタログ・サンプルも無料でお送りしております。
LINE、WEBフォーム等でお気軽にご請求ください。
サンプルがお手元に届きましたらぜひ傷つけてみたり、ひっぱてみたり、色々試してみていただけると幸いです。